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1歳も100歳も、みんな一緒 

こんにちは、るみネエです。

昨日はイイコトありましたよ♪嬉しいのでご報告です。


昨日は、夜は”ルファーレ白浜”へ出張アロマ。
ルファーレ白浜は、私の家のすぐ側にある素敵なコテージ。

昨夜のお客様は、同級生の仲良し4人組。
子供を持ってママになった3人と、独身の子がひとり。

コテージなので、自炊もOKだし、テラスでバーベキューも出来ます。
彼女達は、シェフを呼んで目の前で美味しい料理を作って頂いていました。


そして、いつも子育てに追われ、自分の時間が取れないママ3人が
アロマトリートメントを受けてくれました。

始めにお二人が受けました。
2階から、楽しそうな子供たちの声や童謡が聞こえてきます。

交代で3人目のママの番になった時・・・・
2階から、大泣きが聞こえてきます。

「いつもなんで大丈夫です。」
そうにっこり笑いながらのカウンセリング。
でも・・・本音は気になって仕方ない様子。

カウンセリングも早々に、トリートメントを始めました。

ずっと、ずっと泣き声が聞こえてきます。
泣きやませようと、必死にあやすお友達の声。
「アンパンマンだよ~」
「ママ、すぐ来るからね」
「お外行こうか」

あの手この手の悪戦苦闘ぶりに
「泣きっぱなし・・」そう言って、ママが笑いました。

ゆったり、静かな時間を楽しんで頂くのもアロマトリートメント
通常はこちらからお客様に話しかける事はありません。

でも、あまりにもやりきれなそうな背中に・・・
思わず声をかけました。

「せつないですね。」


「いつもなんです・・・」


「うちも2番目の子が同じでした。
 ママがいなのが心配で仕方ないんですね~~
 今思うと、感受性が強くて、優しい子だからなんですよ。
 お子さん、優しい子でしょ?」

「そうなんですか♪
 そう言われると安心します。そうです。すごく優しい子です」



「なだめるより、何より彼女の気持ちをくんで・・・
 言葉にしてあげるといいですよ。」


そんな他愛のない話やフラワーエッセンスの話をしながら、なんとかアロマ終了。


「子供が大きくなることは、頭ではわかっていても
 永遠にいまが続くように思えて苦しかった。楽になりました。
 フラワーエッセンス、飲んでみたいです。」

そう言ってくれたママの笑顔が、明らかに最初は違って嬉しかった。



部屋の片付けをしてると、廊下でまだ大泣きが聞こえる。
ママに抱かれたはずなのに・・・
気になって、ちょっとドアをあけてみた。


可愛らしい彼女が、ママにしがみついて必死に泣いてた。

けなげで、思わず声をかけた。
「ママがいなくて心配だったね。怖かったね。
 一生懸命さがしてくれたんだね。ありがとうね。」

すると、彼女は私の顔をジッと見ながらピタリと泣きやんだ。

「もうママ帰ってきたからね。
 安心してね。安心して、ママとねんねしてね」



まだ1歳の彼女が「うん」と頷いた。



まだ1歳の彼女が、自分の気持ちを一生懸命伝えようとしてたんだね。
えらいね~、可愛いね~。


1歳でも100歳でも、おんなじだね。
みんな自分の気持ちを伝えようと必死なんだね。


しっかり受け止めてあげたいな。


ルファーレ白浜HP
http://www.awa.or.jp/home/le_phare/


 
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自分の気持ちを伝える 

こんにちは。るみねえです。

ケアーステーションろくじろうが始まって、8ヶ月が経とうとしています。
「介護なんて私に出来るの??」
そうジタバタしながら始まったヘルパー修行。

2010-5-14-3.jpg
(↑五月生まれの利用者さんの誕生会です♪)


利用者さんたちに助けられ、
ベテランスタッフに助けられ、仲間に助けられ・・・

気がついたら、利用者さんたちとも仲良くなりすっかり楽しい毎日。
ゲラゲラ大笑いしながら、時には真剣に語り合ったり
泣きながらミーティングしたり・・・

とってもいい雰囲気で、来客された方も声を揃えて
「楽しそうですね。」「あったかいケアーステーションですね。」と言ってくれる。


でも!!
BUT、BUT


うっかり落とし穴に落ちてしまいました。


すっかり家族のようになってきたことで、
すっかり娘のように怒ってしまったり、軽くあしらってしまうことに気がついたんです。

2010-5-14.jpg
(↑99才と84才・ナイショ話中♪)

「いつものマッサージだよん」
お風呂に入りたがらないにゃにゃさんを、誘導するのに必死だった時
側にいたチコリーさんが
「私はマッサージしたかしらね?」と聞いてきた。

「チコリーさんは午前中にしたでしょ」
さらりとあしらってしまった私に・・・・・

「わからないから聞いたのに・・」
淋しそうに肩を落としてしまった。


そんなにきつく言ったつもりはなかった。
普通に答えたつもりだったけど、チコリーさんは肩を落とした。


そう・・・
認知症のチコリーさんの口癖は「私は何もわからないから」

ろくじろうに来たばかりの頃は、怒った口調でそう繰り返していた。

「分からないことがあるのは不安だよね。
 心細いよね。
 分からないことはあったら、何回でも聞いていいからね」

その度、そう伝え続けて・・・
今ではすっかり笑顔も穏やかになったチコリーさん。



それなのに・・・・



夕方のスタッフミーティングでその話が出た時
アロマ姉さんが言った。

「正直に伝えてみたらいいじゃん。
 あなたが思った通りに、正直にごめんねって謝ったらいいんじゃない?」



翌日、いつものようにやってきたチコリーさん
お茶を飲みながら、話しかけてみた。

「昨日はごめんね」
「えっ?何が?」

びっくりして目を丸くするチコリーさん

「分からないことがあったら、何でも聞いてねっていつも言ってるのに
 昨日チコリーさんが私に聞いてくれたとき
 私忙しくって、簡単にあしらっちゃったんだよね。
 分からないから・・・不安だから聞いてのに・・・
 本当にごめんね。
 
 チコリーさんに悲しい思いをさせちゃったなって
 すごく後悔して、私も悲しくなったんだぁ・・」


「そう・・・
 そんなの気にしなくていいんだよ」


お母さんみたいに優しい顔で、
ホントに優しい瞳で、私の目を見てそう言ってくれた。


側で聞いていたにゃにゃさんに
「分からないことがあると不安だよね。心配だよね。
 だから、どんどん聞いていいんだよね。」

そう問いかけてみた。
にゃにゃさんは真剣な顔で
「そうだぁよ。聞くことは恥ずかしいことじゃなんだよ。
 聞けば誰かが教えてくれる。
 聞かないで”どうしよう”って思ってる方がよくないよ。」


「じゃぁ、これからもよろしくお願いします。」
そう言って笑ったチコリーさん。

みんな、なんてなんて優しいんだろう。
なんてなんて一生懸命で、愛しくて・・・・


未熟な私を許してくれた。


家族のようになりながら、
でも・・・”家族だからこそ出来ないこと”をやれる自分でいたい。


自分の気持ちを伝えるって、大事だなぁ・・・

2010-5-14-4.jpg
(↑ろくじろうの二人の看護師さん♪)



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90才のミーティング 

ろくじろうでは、嬉しい事が三つ重なりました。

そよさん、さとさんの快気祝いと、ひ孫が生まれたいよさんのお祝い。

お赤飯を炊いて、バンザイ三唱です

2010-5-1.jpg

わいわい、がやがやご飯を食べながら思います。

まるで、大家族だなぁって。

時々テレビで見かける大家族の暮らしぶり、いつのまにかここにはその風景が出来上がっていたのです。

お迎えに行った利用者さんたちが、ろくじろうにつくと口にする言葉

「ああ、我が家に着いたなぁ...」

誰が教えたわけでもない言葉。


ろくじろうでは最近、夕方にミーティングが行われるようになりました。

それは、スタッフミーティングではなく、利用者さんのミーティングです。

何度か繰返すうちに、お年寄り達もなれて、ついさっきまで言い争いなんぞをしていたくせに
「おいおい、話し合いすんぞ~!」などと、皆をテーブルにつくように促しあっています。

議長は、元漁師のまさとしさん。

82才から98才までが一つテーブルを囲み、本日の反省、改善点、ろくじろうへの希望、
おかずへの要望、行って見たいところ、やってみたい事などを話し合うのです。

本日も、強烈キャラのお年寄り達が集まった一日。
スタッフの私達がお年寄りのエネルギーに圧倒され、
消耗しきりながらも、楽しかったぜ~!と思うような日でした。


お年寄りの心は敏感です。

今日は些細な揉め事でぶつかり合い、一人の利用者さんが「もう帰る」と言い出して聞かなくなってしまいました。

もう帰るのだと、大きな声で騒ぎ出した場面しか見ていなかった私は
「ああ、またか」と思いました。

いつもの、この方のわがままが始まったのだと。

でも、その場にずっと居合わせた若いスタッフが私にこうささやいたのです。

「帰りたくなるような、やりきれない思いになる事があったんだよ...自分が付き合うから...」

ああ、そうなのかと思いました。

いいとか悪いとかではなく、そうせざるを得ない、この人にとって辛いことが起きたのだと。

帰るのならば、一緒に歩いてゆこうと促してみたのですが、
家の人を呼んでくれの一点張りでした。

以前、やはり同じような場面で、雨の中を一緒に歩いて歩き通せなかった場面が
思い浮かんで、歩いて帰ることは嫌だったのでしょう。


その方の、怒りはなかなか収まりません。

怒って、怒って、怒って....

きっと、怒りの引き際を見つけるまでに時間が必要だったのでしょう。


沢山のあふれ出る怒りに寄り添って、ただそばにいてくれる人がいたときに
その方の怒りは徐々に引いていったようです。


怒って、オヤツにもお茶にも手をつけなかったのに、
その後のミーティングのテーブルの席に、自らつきました。


「今日はどうでしたか?今日の反省点はありますか?」

こんな議長の問いかけに、自分の番が来た時、その方はこう言ったのです。


「皆さんと、仲良くしていられなかった事が、残念です」

「そううか、○○さんは皆と仲良く過ごしたかったのですね」

「そうだよ、私のわがままで申し訳なかったです」

その時、隣にいたスタッフにそっと肩をたたかれて、その方に優しい笑顔が戻りました。

可愛い、いつもの笑顔です。


「また、来週もお願いしますね」

「また、たのんますよ~」

そんな言葉を残して、丸めた腰で一生懸命靴を履いて

みんな家に帰ってゆきます。



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