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介護には、笑いが無ければ、おいねぇ 

今日は、ネットセールの郵送にあたふたしているかおり庵と

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(↑香り庵に咲いたひまわり)

バカンスを楽しむお客さまでいっぱいのホテル・オーパヴィラージュに行ってきました。

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もちろん、お仕事で。



先日、Nばぁちゃんの担当者会議が行われました。

Nばぁちゃんは、混乱がひどくて、怒りも、徘徊もかなりで

困った長男夫婦は、余分な事は話しかけない。
Nばぁちゃんの前では口をきかないという方法を実践しているそうです。

ひょうきん者で、人気者だった夫を亡くしてから認知がひどくなったNばぁちゃん。

笑いの無い、会話の無い我が家に着くと、いつも「では、お世話になりました」と言って、
徘徊に出発するそうです。

先日の担当者会議の席、いつも気難しい顔をしている長男さんが
こういいました。

「最近は、炎天下の中、出てゆくんですよ。
もう、いいから好きにさせろって、嫁に言うんです。
しばらく畑の草とりや徘徊をすると、戻ってきて、半日以上もぐったり
テレビの前でしてるんです。そっと、観察してると視点もおかしくって....

いいぞ!って思うんです。もう、炎天下にどんどん外に出せって、言うんですよ」


その話聞きながら、笑ってしまいました。

大好きで大好きでたまらない母さんが、呆けてしまったときの長男の苛立ち、怒り、心配、戸惑い...

家族で苦しんで、苦しんで、今、やっとこんな笑いを取れるところまで来たんです。


それはきっとNばあちゃんの望んでいる事、笑いのある我が家。


デイサービスでも、利用者さんと職員で笑いっぱなしの毎日。

みんなの呆けも、老化も、笑の種にして爆裂しています。


わからない事は、思い出せないことは、この人たちに聞けば大丈夫なんだ。


そんな信頼関係が、こんな笑いあふれる日々の中から生まれてきます。


笑おうよ、皆でいっぱいいいっぱい笑い飛ばそう。

忘れてしまった事も、大切な人が逝ってしまった事も、
病気も、老いも、呆けも、沢山話して、笑い合おうね。

だって、明日があるとは約束できないからさ。

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(↑輪投げゲーム・ピンクチーム♪)


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薬が悪さをしている???? 

おはようございますアロマ姉さんです。

昨日の、続きです。

私が地元の房日新聞に、「認知症専門医が千倉町で開業」
という記事を見つけたのは、もうだいぶ前のことです。

「おお~!すごい!」

このセンセイとつながりたい。いつか...

そう思ってから一年以上が経っていました。

願えば叶うもの、でも、動かなければ叶わない

先ずは、自分自身が患者になること、そして母と、認知症である父を連れてゆきました。

両親を通院させる事は、とても時間と労力を要します。
そこで”往診”在宅診療というのかな???をお願いしています。


月に一回、センセイはやってきます。
Tシャツを着て、カバンを持って、汗を拭き拭き、
センセイは一人でやってきます。

近所のねぇちゃんのように。

そんな、白衣を脱いだセンセイには、ついついタメ口になってしまいます。


「センセイ、ろくじろうに、こんな利用者さんがいるんだ。
この人は、家に帰ると怒りがすごくて、家族が手をやいているんだ。

この人は、パーキンソンのような歩き方をするんだけれど、
どうなのかなぁ....」

短い往診の中で、私が矢継ぎ早にセンセイの耳元で語り続ける言葉


ドクターにとって、どれほどうっとうしいことだろう。


それでも、なんとか一人でも多くの利用者さんとその家族が

病の苦しみから解放されるきっかけに気づきたくて

何かをつかみたくて、医者の知恵を借りたくて、先生に食い下がる。


数ヶ月をかけて、ろくじろうでの暮らしは穏やかに過ごせるようになったのだけれど、

家に帰ると混乱と怒りが交差して、お家の人がほとほと困り果てている一人の利用者さんの事を話すと

センセイの口からこんな言葉がこぼれた

「もしかしたなら、今飲んでいる薬が悪さをしている可能性もありますね...」

え!このセンセイは必要の無い薬は抜いてくれるんだ!

薬の処方の仕方で、医師の度量がわかるという。
また、長く服用している薬を減らして行く、抜いてゆくという事も、
先生に力が無ければ出来ることではな。

私は、先生のつぶやいた言葉を聞き逃さなかった。

必ず、この利用者さんの家族を説得してみようと思った。

どうせ、薬なんか飲んでも変わらない。

一発で効果のある薬でなければ意味が無い。

そういって、疲れ果てている家族に、「私達と一緒に、この先生を信じてみないか」と
話してみようと、思った。


つづきます

では、今日は香り庵へ出勤してきます

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ばぁ、おっかぁ、ねぇさん 

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白浜は、毎日暑い日が続きます。

先日の海女祭り、まだテキヤさんが準備をしている最中に、
ろくじろうの皆で踊ってきました。

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フラダンスでもしたくなる猛暑の日々、
スタッフの大福は、本当にフラダンスを南房パラダイスで、してましたが

じーちゃん、ばーちゃんはそういう訳にもいかず

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昼寝、

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ひるね

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花札

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勝手に脱いで、肌着...

なんぞで過ごしております。


ある朝、


「おらぁ、今日、財布を忘れちまったなぁ...」
そう言って、にゃにゃさんが自分のカバンを覗き込みます。

「にゃにゃさん、財布は使わないから、なくしちゃうと困るから、
お嫁さんに預けておいたよ」と伝えると、

「おお、そうか」と答えます。
そして、誰に預けたのかと、ちょっと混乱が起こります。

ばぁ(おばあさん・大年寄り)に預けたのか、おっかぁ(長兄の嫁さん)に預けたのかと...



「ねぇ、にゃにゃさん、ばぁとおっかぁとは、どうちがうの?」
と、聞いてみました。

「ばぁっていうのは、ばぁさんの事、その家で一番年をとっている人の事。
ばぁは、もう、財布は握っていない。

それでも、”ばぁ、○○の用事があるから、お金がもらえねぇかなぁ”というと、
”そうか、自分はもっていねぇから、おっかぁにもらえよ”って、ばぁが言うんだ。

その話を聞いていたおっかぁが、どれどれと言って、財布からお金を出してくれる。

そうすると、財布の紐を握っていねぇ ばぁにも、お金の使い道がわかる
それが大事なんだ。


こんな用事でお金を使うよ、こんな風にお金をもらったよという
家の中の家計が、ばぁにわかる。


そこが大事なんだ


そのために、持っていないことを承知してても、
まず、ばぁに、お金くれというんだよ...」


こんな事を、にゃにゃさんが聞かせてくれた。

その話を聞きながら、昭和初期の見たことも無い情景が浮かんだ。


すごいなぁ、にゃにゃさん。
今じゃ、そんな事、教えてくれる人は誰もいないよ。

そっか、そのうちのばぁ(長老)に、そのうちの事が、み~んな判るように
若い者達が、配慮をするんだネェ

すごい話だネェ


こんなにゃにゃさんも、自分のうちに帰ると
「それじゃぁ、お世話さま。もう家に帰るから」と言って、

家を出てゆこうとすることもしばしば。

混乱して、家の人と言い争いになる日々がもう何年も続いている。


なぜだろう、なぜ、ホッとできるはずの我が家に帰ると、
余計に混乱してしまうんだろうか?

なんとか、家でもゆったりと過ごせる日が来ない物だろうか?


そんな中、認知症や神経内科、老人内科を専門とするドクターとろくじろうとの
出会いがありました。

(続きます...


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