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森の美容室 

昨日、美容院へ行った。

そこは、車がたまに通り抜けるだけの道を挟み、
前には太平洋。

後ろには雑木林。

開店4ヶ月。

初めて足を踏み入れた、ちいさな、ちいさな美容室。

「こんにちは、お久しぶりです(*^^)

いかがですか?一人でお店を始めてみて...」


そう、経営者のお姉さんに声をかけると、

彼女はこう答えた。


「あの...覚えていないかもしれませんが、
あなたが隣に引っ越してきたあのとき、

私はとっても気持ちが、落ちているときだったんです。

もう、自分の人生はこのままでいいやって、
投げやりになっていたときだったんです。

こんな、人通りの少ない場所に、
突然、香り庵が出来て、驚きました。


そして、あなたは私にこう言ったんです。

「やってみなよ、失敗したっていいじゃない。
失敗なんて、存在しないじゃない。

子供の学校の送り迎えをしながら、
食堂の手伝いにパートに出る暮らし。

もったいないじゃない。

どうせ、お店を開いたって、
お客様なんかそうそう来ないから、

安心して開店してみなよ。

せっかく、美容師という腕をもって、
お店を建てる土地があるのに、

もったいないじゃない。。。」



そっか、そんな人生もありなんだ!


その時、自分の心の中に、
やっぱりやってみたいという夢がむくむくと
顔を出してしまったのだそうです。

古い親からの借家の隣に、家を建てる。

女手一つで育ててくれたお母さんは、
いまさら家を建てるなんて、と、反対されたそうです。

ましてや、こんな場所にお客さんが来てくれる
はずが無いと、美容院開業なんてとんでもない。


図面を引いて、家の建築が始まるまで、
実は小さな美容院の着いたおうちを建てるのだとは、

お母さんには黙っていたそうです。



「どうですか?
一人で始めた商売は、つらいですか?」


髪をカットしてもらいながら、さらにそう問いかけてみました。


楽しいです。やっぱり自分は、この仕事が好きなんだと気づきました。


でも、娘にはわかるようです。

学校から帰ってくると

「お母さん、今日何していた?」と聞くんです。

お客様が一人も来なかった日に限って、
必ず聞くんです。


子供達には、わかるんですね。

お母さんは、お掃除をしたり、お菓子を作ったりして
今日を過ごしたよと、明るく話している自分がいるんですよ。」



よかったですねぇ~

間に合いましたね。

夢に向って、歩き始めた母の姿を、
お客さんが来なくて、

それでも、前を向いて笑っているお母さんの姿を

子供達に見せてあげることが出来た。


そこは、小さな森の美容室。

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canvas.gif


コメント

すってき~! ですね。

あの場所に美容院もできたんですね。

香り庵、美容院、おしゃれなカフェなんかできちゃたりして…i-269

隠れ家ストリート。
いいな~

私もますます夢が膨らんできてしまいましたよ~~i-176

ほんとう?
うれしい♪です。

あさみさんのメールアドレスわかりますか?MIXIの案内出したいのですが。。。

森の美容室というだけでひかれるけど、「今日何してた?」の問いかけにお菓子作ったよ、とか楽しんで言えるお母さんていうのがいいなあ。好きな仕事してお菓子も作ってあげられるなんて、素敵だ。

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