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私、看護師の西です 

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「私、看護師の西です。
現在一才三ヶ月になる男の子を子連れで出勤していますが、
いつも○○さんには沢山遊んで頂いて、息子も喜んでいます。
ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。」

昨日、利用者の○○さんのカバンに
入れ忘れてしまった通所記録が残されていた。

そこに書かれたこのコメントを読んで、
驚いてしまった。

○○さんは、深い認知症の利用者さんです。

家族の介護の苦しみも限界に来ており、
少しでも家族に休んで欲しいと始まったデイサービスの利用。


同じことを何回も繰り返し、
子供に弁当を作るために帰ら無ければいけない、
人様の飯をタダでごっつおうになるわけにはいかねぇ...
という彼女に、私達の戦略は繰返される。

医療現場ではベテランであっても、
介護の現場は初めてなんです。という若い西さんは
戸惑い、きょとんとした顔をすることも、驚いた表情を
することも多いろくじろでの仕事ぶり。


昨日は、帰る帰るが始まった○○さんに
「あ、今、看護婦の手が空きましたから血圧を計ってもらってください!」

と言うと「おお、そうか」と素直に腕を出した。


「血圧は、もうさっき計りました」という西さんに

「いいから」と小声で血圧計を出す事を促す。

ああ、と、あわてて血圧を測る準備を始める西さん。


こんな事が繰返される毎日が始まって、そろそろ半月。


オヤツのふかし芋を食べながら、
今日も風呂には入らないという○○さん。

お天道様の高いうちに、風呂なんぞにははいらないのだそうな。
まだ、帰って畑に行かなければならないからと。。。


そんな○○さんの腕を私はさっとつかんで、
ティトリーオイルでマッサージを始めた。

「いつも、いつも、ありがとね。
ろくじろうの事、○○さんにみんなやってもらって
世話になるのに、お風呂に入っていってもらうことも出来ない。

申し訳ないよぅ。ありがとね、ほんとうにいつもありがとね。」

○○さんは、「いいさ、いいさ」と言いながら、
両手のマッサージを自然に受けてくれた。


「本当は、せっかく取ったケアマネの仕事につきたいけれど、
私なんか、なんにも知らなくて、人間的に浅いって言うか、

そんな自分がケアマネなんて出来ないなぁって、おもうんです。
今の自分じゃぁ、ケアマネは出来ないって事がわかったんです。

それでも、看護の現場に戻るよりも、将来はケアマネを
やってみたいんです」

こんな事を西さんが聞かせてくれたのは、数日前。

看護師というリッパな資格を持ち、彼女の知識と
働く姿勢に教わることも多い毎日。

そんな彼女が、ろくじろうに働きに来て、
半月後に、利用者さんへの通所記録に書いてくれた言葉が

これだった。


”息子の為に、いつもありがとうございます。

これからも、よろしくお願いします”


世話になり、迷惑ばかりをかけているとおもっている
○○さんの家族の方たちが、この記録を読んだら
何をおもうんだろうか


何を...


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