スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

頭がクランケンだから 

こんばんは、るみネエです。

2010-1.jpg

ろくじろうの利用者さんが、少しづつ増えていく中で
認知症の方とそうでは方とが一緒に過ごしています。

中には、大きい施設で認知症であるがために馬鹿にされて
怒り出してしまって、ケンカをしてしまった人もいます。

ろくじろうは少ない人数なので、一見そんな事はないように見えます。
実際、いたわり合う場面も沢山見られます。

でも・・・やっぱりみんな人間らしさ溢れるジジ・ババなので
馬鹿にする場面も当然見られます。

何度も同じ話を繰り返すことに、何度もうるさいと文句を言います。
        (相手には聞こえてないと思っていますが・・・)
帰ると何度も繰返すことに「また言ってらぁ」と言います。

うちのそよばあさんも例外ではありません。
口の悪さは天下一品!!(腹はいい人なんですよ)


「けぇるべ~けぇるべ~(帰る)って、何回も何回もよ~
 相当いかれてるっぺ」

そう何度も私に聞いてきます。
聞かれる度にせつなくて、怒鳴り飛ばしたいやら悲しいやら。
旦那の前で言った時は、すかさず旦那に(息子だからね)
「そういうてめぇもいかれてんだよ!人の事いうんじゃない」


ある日、認知症の利用者さんがお風呂場でいいました。
「ここ2.3日、自分の頭がどんどんおかしくなっていくのがわかるんだよ」

「そんなことないよ」・・と言いそうになって、その言葉は飲み込みました。

「そうっか、せつないね。わからない事が増えてるの?」
「そうなんだよ。みんなわからないんだよ」
「苦しいね・・・。でもさ、そのままでいいんだよ。
 出来ない事はみんなで助け合っていこうよ。
 ふくさんに助けてもらうこともいっぱいあるから。」

そう言うと、嬉しそうににっこり笑ってくれた。


認知症の人は、ちゃんとわかってる。
出来たことが出来なくなっていく自分。
わからなくなっていく自分と、一生懸命戦っている。

もうひとりの認知症のにゃにゃさんも、前に言ってたっけ。
「おらぁ、どこも悪くネエよ。頭がクランケン(イカレテルの意味らしい)なだけだ」

「私の頭はパンクだから、何もわからないの」そう言った人もいた。

認知症の人を、馬鹿にするのも人間らしさなのかもしれない。
「馬鹿にしてはいけない」と正しさを説いたところで、
何の意味がないことも知ってる。

でも、判って欲しいと思う。
認知症の人が戦ってることを・・・・
苦しんでいることを・・・・

だから、利用者さんがみんないる時に話してみた。

「わからなくなっていく自分がせつないんだって・・・
 ろくじろうはみんなで、出来ることを助け合って行こうね。
 そして、みんな一緒にいようよね」

そよばあさんがうつ向いていた。

そよばあさんが悪い訳ではない。みんな同じ。
でも、みんなで助け合って行きたい。

馬鹿だちょんだと言い合いながら、
みんなで助け合っていきたい。


お役に立ちましたら
ワンクリックお願いいたします。
↓ランキングがあがるとみんな大喜びの香り庵です
canvas.gif

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kaorian.blog40.fc2.com/tb.php/685-bd59bd27

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。