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私たちの仲間に、ようこそ 

たくさんの、年をとったさみしんぼうたちと

ろくじろうで一緒に笑って過ごしたいと願っている。


tubasato.jpg



それでも、なかなか私たちの思いが届かない事も多い。


家族も外へ出したいと願っていても、

頭の線がつながらなくなることのある自分のままで

初めての人たちの中へ出てゆくことは

きっと、とても怖いことだろう。


だから、多くの人たちがおびえて、
絶対にそんなところへは行かないと言う。


力がないなぁ


もう、誘いには来ないでくれと言われた時、

自分たちの力のなさに落胆し、
肩を落とすしかない...





その人は、ある人からの紹介だった。

こんな方がいるので、ぜひろくじろうに誘ってみてほしいと。


少しでも早く、一日でも早く出てきてほしいと願った。


「どうするんだ?行くのか?」

電話の向こうに、息子さんとその方の会話が響いた。


一つ返事で、その方はこう答えたそうだ。


「いくよ!」


背筋をしゃんとのばして、

必要のないほどの荷物を山ほど抱えて
その方は息子さんとやってきた。


たくさんの契約を取り交わし、
説明を受けると、もう昼近くになっていた。

息子さんが帰って、さあ、これからみんなで楽しくやりましょうという
始まりの時に、その方の側に行ってこう話しかけてみた。

「たくさんの契約、疲れたでしょう。お疲れさまでした」

すると、その方は優しい笑顔でこう答えてくれた。


「ありがとう、感謝しています。本当にありがとう」


え?


思わず自分の耳を疑った。

え?どういう意味?



認知症の人たちが、一日でも早く専門家と過ごせる場所に
出てくる事の計り知れない効果に気づいているから、

手遅れにならないうちに、一日でも長く自宅での暮らしが続けられるために、


何としてでも初期のうちに引っ張り出したいと願っている。


何故、自分はここへ来なければならないのか、
気づきたくない人たちに、恨まれる事が少なくない役割


恨まれても、疑われても仕方がない役割なのに、

その方から出た言葉は「感謝しています」だった。


ああ、この人も寂しかったんだと気づいた。

家族と暮らしていても、何不自由のない暮らしであっても、

心の中には消すことのできない寂しさがいつもいつも同居していたんだと。


感謝しています...
感謝しています...
感謝しています...


この日は、この言葉が一日離れなかった。


この言葉を真正直に受け止めても、いいのだろうか...


でも、いいや、この言葉を真っ向から信じて、

この言葉を本物にしてしまおう。


この人とたくさん笑って、たくさん一緒に泣こう。



感謝しています。

私たちのほうこそ、感謝しています。


ようこそ、ようこそ私たちの仲間へ


ようこそ



by・アロマ姉さん








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